A4TECH 4D-WinEasy(WWW-10)

A4TECH社は一部マニアの間で有名な、台湾の周辺機器メーカーです。マウスやキーボードなどが有名です。WWW-10は光学式でもワイヤレスでもない何の変哲もないマウスです。

(2000年7月16日使用開始、2003年8月30日改定、2004年4月8日)

昔話

すでに過去(2000年頃)の話になりますが、A4TECH製マウスは私の周りで多数使われていました。販売価格がPS/2モデルの安いものでは、多くのショップで実質1,000円以下と非常に安く、一般的には単なる安物としか認識されていないようでした。確かにLogitechやMicrosoftの製品と比べれば材質などには安っぽさを感じますが、コストパフォーマンスは高いといって良いでしょう。

A4TECHの製品は種類が多く、マウスだけでも非常に多数あります。ここでは、私の周りで人気があった、WWW-5やWWW-10等の2個のホイール付きのものについて簡単に紹介します。

使用感

一般的なホイール付きマウスではホイール自体が3つ目のボタンになっていますが、A4TECH製マウスではホイールがボタンになっていない代わりに、左側の側面に3つ目のボタンが用意されています。ドライバをインストールしておけば、このボタンにいろいろな機能を割り当てることもできます。2個のホイールはどちらも、回したときのクリック感のようなものは全くありません。こういったボタンの位置や感触は人によって好みが分かれるところだが、私はけっこう気に入っています。

A4TECH製マウス優れた点は、底面の滑りが非常に滑らかなことです。某雑誌でこの感触を「ヌルヌル」と表現していましたが、正にそんな感触です。光学式でないマウスの宿命として、ローラーに埃が溜まりやすいので、動きが悪くなったら清掃する必要がありますが、正しくメンテナンスしていれば滑らかにポインタが動き、快適な操作が行えます。

価格が安いだけに気になる耐久性ですが、この点についてははっきりしたことはわかりません。常時稼動のPCにWWW-5という製品を接続していたのですが、1年ほどで、どう操作してもひたすら一定方向にポインタが動こうとしたり、マウスを動かしただけでクリックしたかのような動作をするといった症状で使えなくなってしまいました。そこで同じ製品に交換しましたが、また1年ほどで同じ症状が出てしまいました。しかしこれは常時稼動という環境で使われていたもので、私がメインマシンで使っているWWW-10は数年間ほど機械的な不具合もなく動いています。

ドライバ

マウスに付属またはA4TECHのサイトからダウンロードできるドライバを組み込むと、2個のホイールがそれぞれ垂直方向のスクロールと水平方向のスクロールに対応し、サイドボタンにいろいろな機能を割り当てることができるようになります。水平スクロールホイールはWebブラウザで横方向に非常に広いページを閲覧するようなときにはあまり役に立ちませんが、ウィンドウの横方向の大きさが少しだけ足りないようなときには重宝します。Windows98以降の標準ドライバで動作している場合には、水平スクロールホイールで少し多めの垂直スクロールをすることができます。

余談ですが、Microsoft製マウスも水平スクロールに対応しましたね。A4TECHが元祖かどうかまではわかりませんが(たぶんそうなんですが)、これから水平スクロール対応は主流になりそうです。

おすすめ度は「わりと」

MicrosoftやLogitech製などのマウスにブランド性を求める人にはおすすめしませんが、A4TECH製の安価なマウスも良い選択肢だと思います。だまされたと思って試してみて本当にだまされても、価格が安いのでそんなに損はしないと思います。興味があればどうぞ。

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